二等無人航空機操縦士の学科試験は、50 問中 40 問(80%)で合格です。落とせるのは 10 問まで。逆に言えば、同じ種類の間違いをくり返すと、すぐに合格ラインを割ります。
この記事では、学科試験で点を落としやすいところを 5 つに分けて、それぞれの防ぎ方を書きます。最後に、5 つをまとめて防ぐ勉強の進め方を書きます。一等無人航空機操縦士(70 問・75 分・合格 90%)は、落とせるのが 7 問までなので、なおさら大事です。
1. 問いの読み違い(「正しいもの」と「誤っているもの」)
二等の問い方は「正しいものを 1 つ選びなさい」と「誤っているものを 1 つ選びなさい」の 2 つです。知っている内容でも、問いを逆に読むと、正しい文を選んで間違えます。
防ぎ方: 選択肢を読む前に、問いの最後の「正しい」「誤っている」を確かめる。誤っているものを選ぶ問題では、3 つのうち 2 つが正しい文です。1 つずつ「正しい」「誤り」と印をつけながら読むと、取り違えを防げます。くわしくは「誤っているものを1つ選びなさい」の解き方にまとめています。
2. 数字や言い切りの思い込み
距離・高さ・重さ・日数などの数字と、「〜しなければならない」「〜してはならない」「〜のみ」のような言い切りは、誤りの選択肢によく使われます。なんとなく覚えた数字は、似た数字に入れ替えられると見分けられません。
防ぎ方: 問題を解くときに「自信あり/自信なし」を印で残し、自信があったのに間違えた問題を先に復習する。こういう問題は、本番でも迷わず同じ答えを選んでしまう、いちばん危ない問題です。復習のしかたは苦手を克服する復習のしかたにまとめています。
3. 古い教材で覚えてしまう
学科試験は「無人航空機の飛行の安全に関する教則 第5版」(2026 年 7 月 14 日から試験に適用)に基づいて出題されます。第5版より前の教材で覚えた内容は、保険、技能証明の更新、飛行の手続きなどで、今の試験と答えが変わっていることがあります。
防ぎ方: 使う問題集・アプリ・動画が第5版に合っているかを確かめる。変わった点は第5版の5大変更点にまとめています。
4. 比重の大きい分野が手薄
教則は 16 の分野に分かれていて、分野ごとに分量が違います。分量の多い分野(飛行の禁止空域と飛行の方法、航空法の決まり、機体と飛行のリスクなど)は、そのぶん出題のもとも多くなります。好きな分野や分かりやすい分野ばかり解いていると、本番で点が伸びません。
防ぎ方: 分野ごとの正答率を出して、比重が大きく、正答率が低い分野から練習問題を増やす。分野の比重と順番は独学で二等の学科に受かる勉強の順番にまとめています。
5. 時間配分
二等は 30 分で 50 問、1 問あたり 36 秒です。1 問ずつ答え合わせをしながら解く練習だけだと、本番で時間の感覚がつかめず、迷った問題で時間を使いすぎます。
防ぎ方: 試験の前に、本番と同じ問題数・時間の模試を解く。迷った問題には印をつけて先に進み、最後に見直す。模試のあとに「1 問あたりにかけた時間」を見て、36 秒を超えていないかを確かめます。
5つをまとめて防ぐ勉強の進め方
- 分野ごとに練習問題を解く(問いの読み方に慣れる。正答率で弱い分野を見つける)
- 自信があったのに間違えた問題を先に、日をあけて解き直す(思い込みをなくす)
- 比重の大きい分野で正答率の低いところを増やす
- 本番と同じ形の模試を解く(点数と時間配分を確かめる)
- 模試で落とした分野に戻って、2〜4 をくり返す
使う教材は、どれも第5版に合ったものを選んでください。もし一度落ちてしまった場合は、学科試験に落ちたら、次までにやり直す3つのことも参考にしてください。
ドロガクで進める場合
ドロガクには、上の 5 つを防ぐ仕組みが入っています。
- 問題は教則 第5版に基づき、問い方も国土交通省のサンプル問題と同じ 2 つの型
- 答えるたびに「自信あり/自信なし」を選び、自信ありで間違えた問題を「危険な思い込み」として一覧に
- 16 分野ごとの正答率と、いちばん弱い分野から解ける弱点ドリル
- 本番と同じ問題数・時間の模試。1 問あたりにかけた時間も出ます
登録なしの練習問題 32 問と、無料登録の本番と同じ模試 1 回で、今どこで点を落としているかを確かめてみてください。
