二等無人航空機操縦士・一等無人航空機操縦士の技能証明(ドローンの国家資格)は、有効期間が 3 年です。自動車の運転免許と違って、期限が過ぎたときの救済はなく、失効すると新規の取得からやり直しになります。この記事では、更新の流れ・時期・費用を、国土交通省の案内に沿ってまとめます。
更新の全体像
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 有効期間 | 3 年(技能証明書に書かれた有効期限まで) |
| 申請できる期間 | 有効期間満了の 6 か月前から 1 か月前まで |
| 必要なもの | 登録更新講習機関の更新講習の修了と、身体適性検査 |
| 申請する場所 | DIPS2.0(国土交通省のドローン情報基盤システム) |
| 国に払う手数料 | 更新申請 2,850 円(更新講習の受講料は別。機関ごとに違います) |
| 更新しなかったら | 失効。新規の取得(学科試験・実地試験・身体検査)からやり直し |
更新の流れは 4 段階
- DIPS2.0 で、受ける登録更新講習機関を選んで入力する: 更新講習を行うのは「登録更新講習機関」です。新規の取得で講習を受けた「登録講習機関」とは別の登録なので、通ったスクールが更新講習もやっているかは、国土交通省の一覧か、スクールに確かめてください
- 更新講習を受けて、修了証明書をもらう: 最新の知識を学び直す講習です。学科と実地があります。更新講習の修了証明書には有効期限(3 か月とされています)があるので、更新を申請できる時期(満了の 6 か月前)になってから受けるのが安全です
- 身体適性検査を受ける: 二等と、一等(25kg 未満限定)の人は、運転免許証などの提出で身体適性検査を省略できる扱いがあります。くわしくは DIPS2.0 の案内で確かめてください
- DIPS2.0 で更新を申請し、手数料を納める: 講習の修了から 3 か月以内に申請します。新しい技能証明書が届くまでは、更新完了の通知メールを持って飛ばします
満了の 1 か月前までに、講習の修了までを終えておくのが国土交通省の案内です。余裕を見て、満了の 5〜6 か月前に動き始めるとよいでしょう。
失効させないために
- 技能証明書の有効期限をカレンダーに入れる(取得から 3 年。更新のたびに延びます)
- 満了の 6 か月前に、登録更新講習機関の予約を取る
- 海外にいる期間がある人は、在留証明などを出すと 6 か月前より前に申請できる例外があります
学科試験の知識は、更新のときにも役に立つ
更新講習では、教則の改訂(第5版では保険、工業専用地域、農薬散布の手続き、技能証明の更新、飛行禁止法の範囲などが変わりました)を学び直します。学科試験で覚えた 16 分野の知識が土台になるので、取得後も、変わった点だけは追いかけておくと更新のときに楽です。変わった点は第5版の5大変更点にまとめています。
二等のあとに一等も取りたい人は、更新とは別に、一等の学科試験・実地試験を受けます。範囲の違いは学科試験の範囲の違いに、合格から技能証明書が届くまでの手続きは、ドロガクの合格報告のあとの特典のガイドにまとめています。
これから取る人は、二等無人航空機操縦士とはと学科試験の申し込み方法から始めてください。学科試験の練習問題は、16 分野それぞれ 2 問を登録なしで解けます。
参考: 国土交通省「無人航空機操縦者技能証明」「無人航空機操縦者技能証明書の交付手数料額」、無人航空機レベル4飛行ポータル「技能証明の更新」(2026 年 10 月 12 日に確認。手続きや金額は変わることがあるので、申請の前に DIPS2.0 の案内で確かめてください)
