「二等無人航空機操縦士 学科試験 過去問」で探している人に、先に結論を書きます。**学科試験の過去問(実際に出た問題)は、公開されていません。**国土交通省が公式に公開しているのは、出題の形を示す「サンプル問題」です。
この記事では、サンプル問題の見方、本番の形式、練習問題・問題集・模試をどう使い分けるかを順に書きます。
過去問は公開されていない。公式にあるのはサンプル問題
無人航空機操縦士の学科試験は、本番で出た問題を公開していません。そのため、「過去問を何年分か解く」という勉強はできません。
代わりに、国土交通省がサンプル問題を公開しています。
- 二等無人航空機操縦士のサンプル問題: 国土交通省(PDF)
- 一等無人航空機操縦士のサンプル問題: 国土交通省(PDF)
サンプル問題は数問だけですが、問い方と選択肢の形が分かります。二等の問い方は「正しいものを 1 つ選びなさい。」と「誤っているものを 1 つ選びなさい。」の 2 つです。全選択肢の解説は、国土交通省サンプル問題の解説にまとめてあります。
「過去問」とうたう問題集やアプリを見かけたら、それが本番の問題そのものなのか、サンプル問題や独自に作った練習問題なのかを確かめてください。
本番の形式
| 二等無人航空機操縦士 | 一等無人航空機操縦士 | |
|---|---|---|
| 問題数 | 50 問 | 70 問 |
| 時間 | 30 分 | 75 分 |
| 合格 | 80%(40 問以上) | 90%(63 問以上) |
| 形式 | 三肢択一(a・b・c から 1 つ) | 三肢択一(計算問題は画面の電卓を使える) |
どちらも、試験会場のパソコンで受ける CBT 方式です。出題の根拠は、国土交通省の「無人航空機の飛行の安全に関する教則 第5版」です。
二等は 1 問あたり 36 秒、一等は約 64 秒。知識があっても、時間配分に慣れていないと最後の数問で焦ります。
練習問題・問題集の選び方
過去問が無い以上、練習問題は「本番の形にどれだけ近いか」で選びます。見るのは次の 4 つです。
- 三肢択一か: 本番は 3 つの選択肢から選ぶ形。四択の問題集は、本番と形が違います
- 教則 第5版に基づいているか: 第5版(2026 年 7 月 14 日から試験に適用)で変わった点が反映されているか
- 誤りの選択肢にも解説があるか: 「誤っているもの」を選ぶ問題では、正しい 2 つの文を理解しているかが問われます
- 分野ごとに解けるか: 教則は 16 分野。弱い分野だけを集中して解けると、時間を無駄にしません
アプリの比べ方は、学科試験アプリの選び方にもまとめてあります。
練習問題と模試の使い分け
- 練習問題(分野別): 教則を読んだあと、その分野を確かめるために解く。間違えたら教則の該当の節に戻る
- 模試(本番と同じ問題数・時間): 16 分野を一周したあとに、全体の実力と時間配分を確かめるために受ける
おすすめの順番は、教則を読む → 分野別の練習問題 → 模試 → 弱い分野の練習問題に戻る → もう一度模試、です。模試を入れるタイミングは、独学で二等の学科に受かる勉強の順番に書いてあります。
ドロガクで無料でできること
- 登録なしで、分野別の練習問題 32 問(16 分野 × 2 問)。全選択肢の解説付き → 練習問題を解く
- 登録なしで、国土交通省サンプル問題の解説 → サンプル問題の解説
- 無料登録(メールアドレスだけ)で、本番と同じ問題数・時間の模試を 1 回。点数・合格の目安・分野ごとの結果まで分かります → 模試を受ける
模試の正解と、全選択肢の解説は、購入すると読めます。ドロガクの問題は過去問ではなく、教則 第5版をもとに、本番と同じ三肢択一・同じ問い方で作った練習問題です。
まとめ
- 学科試験の過去問は公開されていない。公式にあるのはサンプル問題
- 二等は 50 問・30 分・40 問以上で合格、一等は 70 問・75 分・63 問以上で合格。どちらも三肢択一
- 練習問題・問題集は、三肢択一・教則 第5版・全選択肢の解説・分野別の 4 つで選ぶ
- 分野別の練習問題で弱点を埋め、模試で全体と時間配分を確かめる
ドロガク(NAPAドローンアカデミー監修)
