学科のお役立ちコラム

一等の学科試験の計算問題。出る型と、本番の電卓の使い方

2026/09/26 ・ 約2分

一等無人航空機操縦士の学科試験は 70 問・75 分で、合格ラインは 90%(63 問)です。落とせるのは 7 問だけ。計算問題は多くても数問ですが、ここを落とすと「知識は完璧なのに合格ラインに届かない」が起きます。

計算問題は、二等にはありません。一等だけの範囲(教則で〔一等〕と付いた項目)から出ます。

出る型は決まっている

国土交通省の一等のサンプル問題を見ると、計算問題の問い方は「次のうち最も適切なものを 1 つ選びなさい。」です。選択肢は近似値で、ぴったりの値ではありません。つまり、式を立てて桁を合わせられれば、細かい端数で迷う必要はないということです。

型として押さえておくものは、飛行性能と機体の項目にあります。

  • 速度・距離・時間: 単位の換算(m/s と km/h、分と秒)を先にそろえる
  • バッテリーと飛行時間: 容量と消費電流から、飛べる時間の目安を出す
  • 風の影響: 対気速度と風速から、対地速度を考える
  • 重量と揚力・推力の関係: 機体の項目の式を、数字を入れて解く

どの型も、教則の該当する項目に式と考え方が書いてあります。式そのものは覚えるものが少なく、単位をそろえ忘れるのがいちばん多い失点です。

本番の電卓は、画面の中にある

一等の学科試験(CBT)では、電卓は持ち込めません。画面の中の電卓を使います。この電卓は、式を入力して「=」で計算する方式です。手元の電卓と押す順番が違うので、当日はじめて触ると時間を失います。

  • 式を先に全部入れてから「=」を押す(途中で「=」を押さない)
  • √ と % のキーの位置と、動きを確かめておく
  • 「C」で全部消す、「⌫」で 1 文字消す、の違い

ドロガクの電卓は、本番の試験の電卓と同じキー配列・同じ計算のしかたにしてあります。国土交通省サンプル問題の解説の計算問題で、電卓のボタンを押して試せます。

解く順番のコツ

  1. 問題文の数字に、単位を書き添える(m、s、km/h、mAh、A)
  2. 求める量の単位を決めてから、式を立てる
  3. 電卓に式を入れて「=」
  4. 選択肢の中で、いちばん近い値を選ぶ。ぴったり一致しなくてよい

75 分で 70 問は 1 問あたり約 64 秒です。計算問題は 2〜3 分かかってもよいので、その分、知識問題を速く解いて時間を作ります。

まとめ

  • 計算問題は数問。でも一等は 7 問しか落とせないので、必ず取る
  • 型は「速度・距離・時間」「バッテリー」「風」「重量と揚力」。単位をそろえるのが先
  • 選択肢は近似値。いちばん近いものを選ぶ
  • 画面の電卓は式を入れて「=」。当日はじめて触らない

一等の計算問題は、ドロガクの一等パックに、電卓つきで入っています。まずはサンプル問題で電卓に慣れてみてください。

「無人航空機の飛行の安全に関する教則 第5版」に基づいて作成。合格を保証するものではありません。内容に誤りを見つけたら info@napa-drone-academy.com まで。

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